ジャイトンママりんです。
私、先日、授業中、高校生に ブチ切れてしまいました。。。

事の次第はこうです。。。
彼ら(2年生)は、12月に「日本語能力3級テスト」が控えています。
その為に、わざわざ学校側は日本人講師(私)を雇い、
生徒全員に新しく

教材を買い込み、準備を進めています。
教本の「過去問」は全部で6回分。
1回分は本当は15分程度のものですがそれを
90分授業でテープを流しては止め、流しては止め、
説明を加えてやってきました。
でも、いよいよ残りあと、
2回分
そろそろ、あっという間の

15分で終わってしまうテストの感覚に
慣れてもらおうと、今回は。。。
①「絵」だけを見ながら、15分間、
まずは聞くことに集中する。②その上で、質問があれば、質問タイムに聞くこと。
ーいったん、休憩を挟んだ後ー
③答案用紙を配布。

実際にテストしてみる。
こんな計画を立て、生徒に今日の流れを説明し、いざ、開始

ところが。。。
①


テープの間は、おしゃべりや他の宿題を広げる。
(教科書以外は全部しまう約束。。。)
②

質問タイムは、さらに、堂々とおしゃべり&雑誌観覧。
(ここでも、まだ、ジッと我慢。。。テストが出来なきゃ、自業自得、まぁ~、いいさ!)
③
堂々と答え丸写し!!「。。。。。
」「はい、それではテストを集めます。まず、答えを見ないで書いた人!!」・・・いつもニコニコの私の荒い口調に全員、固まる。
3~4名分、回収。
「はい、では次に 答えを見て書いた人!」30名分以上、回収。(ココらへんが、実はまだ、結構、かわいい。。。)
「答え、見て書いたんだね!?じゃあ、私が一つづつ○付けするのは
時間の無駄・・・だよね!?」そういって、みんなの前で
その答案用紙を半分に破りました。そして黙って、黒板に 大~~きく
「勉強は自分の為!!」
「人を騙す事は=
自分を騙す事」と書きました。
そして、この模試は、あなた達の将来の幸せの為に、
私は単に、その「手伝い」をしているだけで、このテストで
良い点を取っても、私にも、成績にも何も関係が無いことを
あらためて説明しました。そして、人より「良い仕事」が
欲しければ、「努力」や「誠実」であることが必要だ、とも言いました。
私は単に、単発の日本語講師ですが、彼らに
日本人の物の考え方、勤勉さ、、誠実さを教えたかったのです。
ここで自分に負けたら、ただ一日中、ドアを開ける仕事や
物が売れるまで

寝て待つ人になるしかないよね!?
・・・すると、あちらこちらから
「ごめんなさい」の声が。。。
「先生、私達、間違っていました。ごめんなさい。。。」はいはい、解ってくれりゃ~いいのよ、解ってくれれば。
そうしないと、あなた達、専門学校の生徒は、大学出の生徒や
中国語話せる日本人に、負けるのよ。
でも、一番、負けちゃいけないのは、「自分」なの。「老師、別生気!」(先生、怒らないで・・・)「私は怒っていませんよ?私は悲しいです。」最後にもう一度、全員で「ごめんなさい」を言っていましたので
「はい、解りました。次はちゃんと、やろうね。」と言って
10分、早かったけど、お終いにして帰って来ました。

んん~~~~。。。。。

はて

さて

私の「誠実」は
どこまで伝わっているのかなぁ~(笑)